中原英臣先生03

第2回 中原英臣先生

歯科クリニックを《癒し》の空間に

安藤そこで再開するに当たって思い出したのが、平成2年に留学したスウェーデンのイェーテボリ大学での経験でした。向こうでは歯科医師と歯科衛生士とはまさにパートナー同士。強い信頼感で結ばれている。技術者同士の信頼感という意味もあるけど、もっと根本のところの深い人間関係で結ばれている。ある歯科衛生士などに至っては、大学の歯学部長のことを「彼は私のすべてよ」とまで言う。人間としてもプロの技術者としても深い信頼を寄せていることがその一言でわかりました。
そのことを自分が初めてクリニックを作る際にすっかり忘れていたんですね。それを思い出して、スタッフを単なる部下ではなくパートナーとして信頼していく、またそういうハートの持主を採用していくところから始めて、自分のクリニックを根本から再建していこうと決意したわけです。
中原耳が痛いね(笑)。私も大学ではスタッフに対して、日ごろつい部下を使うという感じで接していますからね。それでスタッフには各種の研修なども受けてもらっているんですか?
安藤ええ。例えば日本アンチエイジング歯科学会に入会してもらって、そこでサプリメントやアロマテラピーの勉強から、患者さんの眼輪筋をほぐしてシワをなくすための「笑顔のコース」などという講座にも出てもらっています。そもそも日本アンチエイジング歯科学会の掲げる目標が「1・容姿管理、2・体調管理、3・寿命管理」で、これは私の考え方とも一致するんです。単なる歯科治療だけでなくクリニックを癒しの空間にしてしまおうということですね。
中原なるほど。しかし、それも結局、基本の技術がしっかりしているからこそ、バリエーションが広げられるわけですよね。殿城さんに聞いたところでは、昨年の夏にはスウェーデン(イエテボリ大学)に彼女が歯科研修に行ったそうですけど、そういう時間もきちんと取ってあげている。それはなかなか出来ないことですよ。
安藤ありがとうございます。
中原これは私が勤務する山野美容芸術短大のテーゼでもあるんだけど、美しさの基本はやっぱり「精神美」と「健康美」なんです。心と肉体の健康があって、それが外見の美しさも決めるということですよね。だから歯科の世界の審美やホワイトニングなんかはその典型で、医療と美容の接点だと思います。アンチエイジングの思想は医科の世界にも「日本抗齢医学会」がありますが、人間の生存力の基本は歯を使って食物を咀嚼するところにある。それを司る歯科はいわば抗齢の基本であり、さらに美を維持する基本でもある。
そういう意味合いからも、美容と医療はこれからどんどん接点を広げていくはずですから、先生の着眼点は正しいと思いますね。

第2回 中原英臣先生

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